さいたま市で注文住宅を建てる土地を探そう!土地探しの方法や注意
暮らしやすさが魅力的なさいたま市に、注文住宅を建てることを夢見る方も多いことでしょう。しかしさいたま市と一言にいっても、土地の価格相場や最寄り駅など、色んなことを前もって確認しなければなりません。
ここでは、さいたま市で注文住宅を建てる際に、どのような方法で土地探しをすればいいのか注意点も含めて解説しますので、夢のマイホームをさいたま市に建てたい方は、ぜひチェックしてください。
もくじ
さいたま市の人気エリアベスト3の土地価格相場はいくら?
さいたま市にはさまざまなエリアがあり、人気の場所もピンからキリまであります。ここでは、さいたま市の人気エリア順に、土地環境や土地価格相場をチェックしていきましょう。
まず、さいたま市で人気1位のエリアは南浦和区で、土地価格相場は151万円/坪という評価になっています。圧倒的にファミリー層の多いベッドタウンで、南浦和駅には京浜東北線や武蔵野線、しもうさ号などが通っており、バスも本数が多いため、利便性は申し分ありません。
2位となったのは南区で、ここの土地価格相場は120万2,000円/坪となっています。1位の南浦和区と比較して価格差があることがうかがえるでしょう。
南区には、JR武蔵浦和駅があり、京浜東北線と武蔵野線が通っているため、こちらも十分便利でしょう。そしてもちろん、ファミリー層からの人気も高いエリアです。
人気3位のエリアとなったのは中央区で、土地価格相場は118万円/坪と、2位の南区とは僅差の価格差なのがおわかりいただけるでしょう。中央区には、さいたま新都心駅があり、この駅は宇都宮線・高崎線、京浜東北線などが乗り入れ路線となっていて利便性の高さが魅力です。
さいたま新都心駅周辺はファミリー層が住む環境としても適していますが、さいたまスーパーアリーナが近いため、コンサートに行く方からも需要がある、魅力に富んだスポットといえるでしょう。
さいたま市の土地探しは最初の計画が大事
さいたま市で注文住宅を建てる土地探しに着手する前に、次のことを実行してください。
注文住宅を建てるための土地探しをするには、その土地にどんな住宅を建てるつもりなのか、そしてライフスタイルはどのように送るのか、といったことを明確にしなければなりません。土地に建つ家のことを考えなければならないのは、その土地によって規制が発生することがあるためです。
譲れない条件と、妥協できる範囲を明確にしておくことで、土地探しもスムーズに進むでしょう。何もかもが希望通りの土地が見つかることは限りませんが、この条件を明確にしておけばきっと理想に近づけるでしょう。
また、注文住宅の土地探しの知識もなく、専門家の意見なしに、いい条件の土地を見つけることは、素手で雲をつかむようなものです。工務店など注文住宅業者に土地探しを手伝ってもらうのもおすすめです。
工務店のような注文住宅業者に依頼する利点としては、注文住宅と土地をひっくるめて計画できるという点にあります。土地探しをお願いする際には、自分が住みたい注文住宅のイメージやライフスタイルを、担当スタッフに伝えておくと、理想の土地がより見つかりやすくなるでしょう。
暮らしやすいエリアに住みたい! 周辺環境がいい土地を探そう
さいたま市でいよいよ土地探しをスタートするにあたり、住環境を重視する方も多いでしょう。職場の最寄り駅へのアクセスがいい、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどがそろい、食料品や日用品を買うのに事欠かない、学校が近いので子どもも暮らしやすいといった要素も大事です。
ただし近い学校があるといっても、候補の土地がその学校の学区内に当てはまるとは限りません。購入したい土地の校区を調べるには、依頼する注文住宅業者や不動産会社、市区町村の教育委員会に問い合わせることでわかります。
また、病院や銀行、郵便局といった公共施設も、使う頻度が多くなくても、あると何かと便利ですが、注意点としては、病院は救急車の騒音もあるため、そちらも考慮しておきましょう。そして住環境は現在だけでなく、将来的にどうなるかも見据えなければなりません。
現在はそこまで環境が整っていなくても、都市開発が進むことで、商業施設が増え、公園も整備されるといった変化が起こります。今はまだ何もないエリアでも、都市計画があるかどうかを調べて土地を探せば、キレイな街並みのエリアで暮らすことができるでしょう。
目に見えてわかる土地の注意点
土地そのものがいいか悪いか、素人目でもわかるチェックポイントを見ていきましょう。まず、土地の形状が三角形や長細かったりと、いびつであることです。そのような土地の場合だと、周辺相場より、比較的安く販売していたり、税率も低くなることがあります。
しかし、ハウスメーカーのような、あらかじめ設計プランを用意している注文住宅業者だと、このような土地に家を建てることは難しくなるでしょう。けれど工務店などの注文住宅業者に依頼すると、難しい土地に適したプランを立ててくれます。
また、周辺より低い場所に土地があるかどうかも、気を付けてください。土地が低いと、大雨などの水害に巻き込まれやすくなります。このような土地には、地盤改良や排水設備を充実させることが対策となりますが、やはりこちらもコストがかかってしまうので、土地の価格だけで判断するのは禁物です。
ほかにも、近くの道路に消火栓が設置されているかにも注目しましょう。このような土地は、駐車禁止の場所もあります。たとえば、消防用器具置き場や、消防用防火水槽から5m以内にあたる土地は、駐車できないといった決まりがあるため、こちらも意識しておきましょう。
土地の見えない部分の注意点
さいたま市で一見広くて景観のよさそうな土地を見つけたとしても、見えない部分に落とし穴があるので注意してください。まず土地は、地震大国日本だと、特に「地盤」が重要です。
たとえば埋め立て地などは、大地震の影響で液状化することもあり、地下水が通っていると地盤沈下の恐れもあるでしょう。せっかく人生を共に過ごすマイホームを注文住宅でを建てるのに、地盤が仇となり、大事な家に住めなくなってしまっては本末転倒なので、地盤チェックは絶対に見逃さないようにしてください。
そして、「建ぺい率」と「容積率」も、確認しておきましょう。建ぺい率とは、風通しや防災に関連する規制基準で、敷地面積に対する建築面積の割合のことで、容積率は、敷地面積に対する延べ床面積の割合を計算し、人口をコントロールすることが目的の基準となっています。たとえば建ぺい率も容積率も100%だと、敷地いっぱいに家を建てることができますが、50%:50%の場合、敷地の半分に住宅を建てることが可能になるでしょう。このように、注文住宅の規模に関わる問題なので、こちらも欠かさずチェックしてください。
まとめ
さいたま市で注文住宅を建てる土地について、どんな風に土地を探せばいいのか、見通しは立てられましたか? ここでの説明を振り返り、想像以上に視野を広げなければならない問題であることを実感した方も多いのではないでしょうか。
土地の専門家の意見なしに土地探しをするとなると、やはり注意点すべてをクリアするのは無理が生じます。注文住宅業者を選ぶ際は、土地探しのことまでしっかりサポートしてくれる工務店をおすすめします。